げんま歯科クリニック歯科情報コラム

げんま歯科クリニック 歯科情報コラム

歯科に関するトピックを紹介します

虫歯菌1

生まれたばかりの乳児には虫歯の原因となる菌がほとんど見られないことから、大人が口移しで食べ物を与えたりする際に、食べ物と一緒に子供の口の中に入るのではないかと考えられています。

大人から子供へ、虫歯菌が伝染したということです。

 

細菌は目に見えませんので、どこからでもどんな方法でも口の中に入る可能性があります。

そして、自分に適した環境になるととたんに増殖を開始します。

 

虫歯の原因が細菌だと世界で初めて発表したのは、ペンシルバニア大学のミラーという研究者です。

1890年のことでした。しかし、当時は虫歯の原因菌を特定できておらず、口腔の感染が全身疾患を引き起こす主な原因であるという細菌学説の考え方を発表したのみです。

 

その後多くの研究者によって虫歯が起こるメカニズムが研究されてきましたが、なかなか虫歯菌の真犯人が見つからず、乳酸桿菌(かんきん)という細菌が犯人ではないか、いや他の細菌が原因だと様々な説が出ました。

 

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虫歯は減ってきている

最近は本当に虫歯の子供が減ってきています。

 

20年前は800人検査すると半分以上は虫歯でしたが、ここ何年かは100人にせいぜい2、3人と激減しました。お母さんが子供達に歯磨きを励行しているおかげでしょう。
21世紀を担う日本人は、デンタルIQが上がってきているようです。

 

ところで、どうして虫歯になるのでしょうか。
簡単に言えば、虫歯を引き起こす細菌が増殖して大量の酸を出すために、歯のエナメル質や象牙質が溶け出して歯を壊していきます。虫歯の正式な病名が、「う歯」(カリエス)と呼ばれるのは、この症状のためです。
このように、虫歯というのは細菌による感染症なのです。

 

歯を赤い染色剤で染めてみると、大半の人が真っ赤に染まります。とりわけ歯と歯の隙間と歯と歯茎の境目は赤い色が強く出ます。これは食べかすが染まっているわけではありません。
この赤い染料は、細菌がいるかどうかを検査する薬品です。この赤く染まった部分こそ、虫歯の原因となる細菌が生息していることを示しています。
人間の口の中には、300種とも500種ともいわれる細菌がいます。

 

赤ちゃんは産道を通って産まれますが、その際母親が体内に保有している細菌を受けついできます。胎児の時代に、胎盤を通して母親からもらうものもあります。それらの細菌はいい働きをするものも、悪さをする細菌も混在しており、常在菌として体内に留まりその人が死ぬまで生き続けます。

 

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予防歯科って歯磨きのことじゃないの?2

次に再発予防ですが、これはすでに虫歯になってしまい、治療をすませた後に再度虫歯にならないように予防するというものです。

 

だから結果の治療が一通り終了した場合は、原因の治療(メンテナンス等)を徹底して新しい虫歯や歯周病にかからないようにする必要があります。

 

従来の虫歯予防は、早期発見・早期治療と言われていました。
しかし、それは日本の保険制度が主に治療(結果の治療)という分野だけに対応し、予防(原因の治療)という分野にはほとんど対応していなかったからだと考えられます。
だから、経過監察でいいような小さな虫歯なども、削って詰めるという処置がベストであると考えられていたのです。

 

虫歯だけの予防を考えると、従来からの歯磨きであったり、砂糖をはじめとする甘いものの制限などであったりというのは当然で、そこにプラスして個々人のお口の中の環境や病変に対するリスクの問題を考えあわせていこうという流れに変わってきています。

 

それでは、この個々人のお口の中の環境やリスクの問題というのは何なのでしょう。
例えば友人や知人の中にもいるかもしれませんが、甘いものが好きでたくさん食べているのに虫歯になったことがないという人もいます。

 

その様な人との違いは何かというと、生まれついて歯の質が強いとか弱いとかという違いがある可能性もあるわけですが、忘れられているのが唾液という存在なのです。

 

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予防歯科って歯磨きのことじゃないの?1

確かに予防歯科とは歯磨きのであったり、砂糖をはじめとする甘いものの制限などであったりと考えられていました。

 

しかし、現在は流れが変わってきました。
まず予防歯科といっても初発予防と再発予防の大きく二つに分かれます。

 

初発予防とは生まれた時から虫歯をつくらないようにするというものです。
これが守られれば大人になっても虫歯が一本もないというお口が得られるのです。
欧米ではこの初発予防が成功して成人になっても虫歯のない方がいるのですが、日本においてはまだかなり少ないのが現実です。

 

初発予防で重要なことは、乳歯の萌出(ほうしゅつ)とともに予防処置を開始するということです。

 

とは言っても2歳~6歳の子供が完璧な歯磨きをできるわけがありません。

 

この頃のお子さんに対する虫歯予防は親の責任なのです。親が責任を持ってお子さんのお口の中から細菌を無くしてあげる努力をしてください。
そして6歳~12歳くらいまでの永久歯への生え変わり時期には、お子さん自身が歯磨きの方法を習得できているというのが理想ですね。

 

しかし、お口の中から菌を無くすと一言でいっても家庭だけでこれらの予防を実践するのは大変なことです。

 

虫歯をつくらないために歯科医院を利用することも有効な手段なのです。

 

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歯の根っこの治療ってどんなことするの?2

削りとって拡大した根管から病巣の膿を排出させたり、薬を詰めたりして根管の無菌化をはかります。

 

根管内がかなり良い条件の場合を除いて、即時に根管へ充填剤を詰めることはしません。
まず根管内を無菌化するための薬を入れて、処置するために削った歯の穴の入り口付近を仮の詰め物で蓋をして、無菌化されるまでの1~2週間程度様子を見ます。

 

無菌化を完了した段階で、ガタパーチャと呼ばれる充填剤に薬をまぶしたものを根管内の必要な部分まで緊密に充填(詰める)します。
ただし、病変の悪化状態や歯根のダメージによっては、処置に数か月要する場合もあります。

 

歯の根っこの治療は複雑で目で見て確認できない処置なので、どうしても不確定要素が存在します。
いくら慎重に処置しても歯の神経に取り残しがでたり、充填剤の充填(薬の詰め込み)がうまくいかない場合もあります。

その場合、ごくわずかに残っていた最近が活性化して痛みや不快な症状が再発することもあります。
このような場合は早めに担当の歯科医に診てもらうことを薦めます。
症状によってはやりなおすことになるかも知れませんが、噛み合わせなどの違う原因で歯根が割れてしまった可能性もあります。
その場合は残念ながら歯を抜かなくてはならないかもしれません。

 

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