歯科一般
痛みに配慮・できるだけ抜かない治療で苦手意識を克服！
「麻酔注射が痛いので、治療を受けたくない」「歯を抜かれるのがイヤ」
治療中の痛みや抜歯の不安から、歯医者さんが苦手という方はいらっしゃいませんか？
当院の治療は、痛みに配慮し、できるだけ削らない・抜かない治療です。治療中の痛み対策から始まり、できるだけ健康な歯を残すための取り組みを行っておりますので、苦手意識をお持ちの方でも治療を受けていただけます。
お一人おひとりに合わせた治療方法をご提案し、大切な歯をできるだけ残すための努力をしていますので、治療についてのご要望があればお気軽にご相談ください。
痛みを軽減した麻酔の3つの工夫
当院では、麻酔注射の痛みを取り除くために、3つの工夫をしています。そのひとつが表面麻酔です。患部に直接塗って麻痺させるので、針を刺したときの“チクリ”とした痛みがありません。
ふたつ目が麻酔薬の温度と注入回数です。人肌に温めた薬を数回に分けてゆっくり注入するので、液が浸透していくときの不快感がほとんどありません。また、緊張していると頬の筋肉が固くなり、針を刺したときの痛みを強く感じがちになります。
歯の寿命を守る、できるだけ削らない・抜かない治療
当院では、歯の寿命を伸ばすために、できるだけ削らない・抜かない治療を心がけております。しかし、虫歯の進み具合によっては、必ずしも歯を残せるとは限りません。お口全体の健康を守るために、抜歯が必要な場合があります。
その場合は、なぜ抜歯が必要なのかきちんとお伝えし、仮に抜かない場合の今後起こりうるであろうことを説明し、必ず患者さんの同意を得た上で抜歯を行います。ドクターの判断だけで抜歯することは決してありませんのでご安心ください。
なお、抜歯に対して強い不安をお持ちの方には、まず、歯ぐきの処置などを少しずつ行い、治療に慣れた頃合を見計らって行います。
虫歯の進行と具体的な治療方法
Co（初期う触）
歯が溶けて虫歯ができ始めますが、まだ穴が開いたり黒くなっていません。この段階は、フッ素入りの歯磨き粉で歯磨きをきちんと行えば再石灰化が可能です。
c1（エナメル質う触）
歯の表面を覆うエナメル質が虫歯菌に溶かされた状態で、小さな穴ができています。この段階は、まだ象牙質への感染がないので痛みはありません。治療は虫歯に感染した部分を削り、保険適用の白い詰め物を入れて完了します。
c2（象牙質う触）
エナメル質の下にある象牙質に虫歯が達しているため、冷たい物や甘い物がしみます。治療器具が触ると痛みを感じるため、治療に麻酔が必要です。虫歯の範囲が小さければ、保険適用の白い詰め物を入れて終了します。虫歯の範囲が広く、さらに深部まで広がっている場合は麻酔が必要です。患部を大きく削って型採りを行い、詰め物を製作し装着して完了です。
c3（神経まで達したう触）
虫歯にエナメル質と象牙質が溶かされ、神経まで感染している状態です。激しい痛みを伴うことが多く、ひどくなると神経が壊死して根の外で炎症を起こし、膿が出たり歯ぐきが大きく腫れることがあります。この段階になると根管治療が必要です。麻酔をし、壊死した神経や膿を取り除き、歯の根の中をきれいに掃除してから被せ物を入れます。
c4（残根状態）
ほとんどの歯がなくなり、根だけ残っている状態です。ここまで進行すると、ほとんどが抜歯になります。治療可能な歯質が残っていれば、根管治療を行ってから被せ物をします。
