インプラント治療のリスク

げんま歯科クリニック 歯科情報コラム

歯科に関するトピックを紹介します

インプラント治療のリスク

他の多くの歯科治療と違って、インプラント治療は外科手術です。
外科手術ですので、相応のリスクが存在するということを理解しておかなければいけません。
なお、執刀する歯科医師は当然これらのリスクを理解し、綿密な治療計画を練ってリスク回避を行った上で執刀しますのでご安心ください。

・上顎洞損傷
上あごの奥歯のインプラント治療時のリスクです。
上あごの奥歯の上にある上顎洞(じょうがくどう)という鼻腔につながる空洞を守っている膜を損傷してしまうことで、上顎洞に膿が溜まるなどの症状を起こす上顎洞炎を引き起こしてしまうことがあります。

・下顎管損傷
下あごの奥歯のインプラント治療時のリスクです。
下あごの骨にある下顎管と呼ばれる管には神経と血管が走っています。この管を傷付けてしまうことで、下あごや下の歯、唇などが麻痺してしまったり、大量の出血を起こしてしまったりすることがあります。

・舌動脈損傷
下あごの奥歯のインプラント治療時のリスクです。
下あごの舌側にある舌動脈という太い血管を傷付けてしまうと致命的な出血が起きることがあります。

・その他の症状
上記以外にも、持病をお持ちの方の場合はその病気が突然急変することもあります。
そのため、歯科医師との情報交換は密にして、インプラント治療を受けなければいけません。

当院では、一般歯科治療の他、インプラント治療も行っております。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

当院のインプラント治療はこちら