«  2016年5月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2016年5月25日

歯が抜けた状態を放置しておくと、あっという間にかみ合わせは変化します。たった1本でも歯が抜けた状態のまま放っておいただけで、かみ合わせ全体がガタガタになり、全身に影響が出てしまうことがあります。

たとえば、下の歯が1本抜けた場合、そのスペースを埋めようとして上の歯が下にせり出してきます。両隣の歯も支えをうしなったことで倒れかかってきます。この時点でかみ合わせに異常が出てしまうのです。

さらに、歯の隙間にものが挟まって虫歯になったり、歯の根元に無理な力が加わって歯槽膿漏になったりすると、さらに歯を失ってしまいます。こうなると、もうかみ合わせがガタガタになってしまうのです。たった1本の歯でも、抜けたまま放置しておくことは絶対にやめなければなりません。

http://www.genma-shika.com/

2016年5月18日

老化による歯の咬耗(磨り減ること)も、かみ合わせの異常を引き起こします。

歯の咬耗は加齢とともに顕著になってきますが、自然な咬耗はむしろ好ましいものであると考えられます。年を重ねるごとに顎まわりの骨や筋肉もそれなりに衰えていくものなので、歩調を合わせて歯が磨り減ることで、年齢にふさわしいかみ合わせを手に入れられるのです。
ただし、やはり咬耗もバランスよく進まないと悪影響を及ぼします。歯ぎしりをしたり、歯をくしばったりする習慣がある人は、歯が異常に咬耗し、かみ合わせに異常が生じます。こうした、食いしばりや歯ぎしりなどによる異常な歯の咬耗がある人は、患者さんにも多くいます。その原因として考えられるのは、第一にストレスです。

しかし、ストレスだけは一両日でどうにかなるものではありません。長く健康でいるためにも、正しいかみ合わせをキープできるよう一層ストレスマネジメントが必要になってくると考えられます。
また、加齢とともに訪れる口の中の変化は、抜歯や咬耗だけではありません。
歯が長くなったように見える場合は、歯肉の変化によるものです。歯肉が縮んで弾力性がなくなり、歯の根元が露出している状態なのです。これは歯と歯の間に食べ物が詰まりやすいため、露出した根元部分に虫歯ができやすくなります。

さらに、唾液腺の萎縮によって唾液の分泌量が低下します。唾液は天然のデンタルリンスのように口腔内の細菌を洗い流していますが、唾液の量が減ると自浄作用が衰え、歯や義歯の面に付着した細菌が増えるようになります。

http://www.genma-shika.com/

2016年5月11日

場合によっては親知らずもかみ合わせを悪化させます。親知らずはたいてい奥のスペースのない場所に生えてこようとするので、まっすぐに伸びることができず、傾いて生えてくることがほとんどです。下顎にこのような親知らずが生えてくることによって、上顎の大臼歯とぶつかります。そこで自然と顎をずらして噛むようなクセがつき、長年にわたって続くとかみ合わせの異常が生じてしまうのです。また、親知らずが歯肉に潜ったままの場合は、第二大臼歯を前側に押すため、第二大臼歯の位置が変わってやはりかみ合わせの異常の原因となります。
また、歯並びの異常も注意が必要です。正常な歯並びであれば、噛むときの圧力は均等にかかるため、歯が移動することはありません。しかし、歯並びが悪いとかみ合わせたとき(咬合時)の圧力が、ずれた歯に集中的にかかることになるなど、その歯が押し出されていき、かみ合わせに異常が生じるのです。

かみ合わせを悪化させる典型的な歯並びとして「ロック」があります。これは、上下の前歯のどれか1本が前後して生えるため、その歯がまさにロック(錠)となって、上下の顎の動きを妨げてしまうというものです。よく見られる反対咬合(受け口)も、ロックの状態です。
また、かみ合わせの位置が低い「低位咬合」も問題です。かみ合わせの位置が高いこともよくないのですが、こちらは自覚しやすいため治療につながりやすいのです。
しかし、低い場合は自覚できずにそのままになってしまうことがほとんどです。かみ合わせが全体に低いと、前歯同士が当たり、かみ合わせに異常が出てしまうのです。

http://www.genma-shika.com/

2016年5月 4日

歯を喪失することは、かみ合わせの悪化につながります。中でも歯を失う原因である歯周病と虫歯(う蝕)は、近年その罹患者数が増加しているので注意が必要です。
抜歯の主原因として、歯周病とう蝕の合計が過半数を占めています。また近年、患者さん1人当たりの平均抜歯数が多くなる傾向を明らかにしたデータもあります。

歯周病とは、歯肉や歯槽骨、歯根膜といった歯を支える組織が歯周病菌によっておかされる病気で、歯槽膿漏と呼ぶこともあります。症状が進行すると歯を支える骨(歯槽骨)を溶かし、やがて歯が抜けてしまいます。日本における歯周病の患者は非常に多く、厚生労働省の「歯科疾患実態調査」などをもとにした推計で、国民の約8割は歯周病にかかっているとする説もあります。
一方、虫歯は、ミュータンス菌がつくり出す酸によって、歯を溶かしてしまう病気です。子どもに多いイメージがありますが、「歯科疾患実態調査」によると、成人の9割以上が虫歯にかかった経験があり、近年では大人の虫歯も増加しています。

大人の虫歯は、歯の溝や、歯と歯の間、歯と歯ぐきの間、または虫歯を治療した詰め物の裏側に発生したりします。ほかにも、歯周病によって露出した歯の根元部分に虫歯ができることもあります。この歯の根元部分にできる虫歯は、歯の表面にあるエナメル質よりも硬度が低い象牙質にできるため、進行しやすいのが特徴です。特に高齢者になると、唾液量が減少することもあって虫歯菌が増えやすく、根元の虫歯が多発する傾向にあります。

http://www.genma-shika.com/

« 2016年4月 | メイン | 2016年6月 »

Categories

  • カテゴリー1
Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
げんま歯科クリニック

げんま歯科クリニック

歯科に関する情報をブログで発信していきます。 ぜひご覧になってくださいね。

げんま歯科クリニック
http://www.genma-shika.com/