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2015年12月30日

ドライマウスの原因の大きなものは、薬の副作用であるといわれます。

特に、降圧剤、抗うつ剤、抗ヒスタミン剤など、主に生活習慣病の薬を服用すると、副作用で唾液が減少します。これらの薬が肝臓内で分解される際にできる代謝物が、脳からの唾液分泌指令が舌の根元や耳の舌にある唾液腺に届くのを邪魔する作用があります。薬を飲んだだけで、唾液分泌指令が唾液腺に届かなくなるのです。

これ以外にも、体内の水分を減少させる作用のある薬や、脳の唾液分泌にかかわる場所に作用して唾液を出さなくさせる薬もあります。薬を飲み続ける限りは、唾液の減少やドライマウスの改善はできません。

糖尿病はその予備軍を含めて、1640万人いるといわれますが、その主な症状として口やのどが渇くというのがあります。血糖値をうまくコントロールできなければ、口腔の渇きが改善されないので唾液も増えません。

このようにドライマウスは一種の生活習慣病であり、高血圧、糖尿病、高脂血症といった病気の治療を併用していかなければ治療は難しいのです。

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2015年12月23日

近年、口臭予防のガムやスプレーや、舌のコケを落とすもの、デンタルフロスなど、広く口臭予防のオーラルケア商品の人気が高まり、市場規模も拡大の一途をたどっています。
口臭の原因は胃炎など消化器の病気もありますが、歯周病や唾液減少による細菌の増殖が原因の場合も多いです。唾液が減少すると口の中で雑菌が大繁殖して、これらの雑菌が死ぬとその死骸が口臭の原因になるのです。

たとえば、カンジダというカビ菌(真菌)がいます。
カンジダ菌は性病の原因だと思われがちですが、健康な人の結膜、口の粘膜、女性の膣などに常在している菌です。胎児のとき、胎盤を通して母親から体内に入ります。人間の生態の恒常性を維持するために存在する菌の一種なので、増えすぎると問題ですが、通常状態ではほとんど影響を及ぼしません。

ところが、唾液の分泌量が減ることによりカンジダが増えて、舌の上にカビが繁殖すると口臭の原因となります。唾液の減少が二週間程度続くと、舌はカンジダ菌によって真っ白になるといわれます。このカビをキレイに除去しなければ口臭はなくなりません。

カビだけではありません。口の中の水分が欠乏するので、舌があかぎれを起こします
冬場にかかとや手の指があかぎれを起こすと痛いのと同じように、舌があかぎれになると、食事をするたびに飛び上がるほど痛くてしゃべることなどできません。舌を動かせない状態になります。

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2015年12月16日

中高年を中心に、唾液が減少している人が増えています。緊張したり、酒を飲んだりすると唾液が減少し口が渇くことがあります。これは一時的なもので、時間とともに改善します。

ところが唾液の減少が続いたり、減少が激しい場合は、ドライマウスという立派な病名がつきます。

大人の場合、10分間ガムを噛んで口に分泌される唾液の量が10ミリリットル以下ではドライマウスと診断されます。ドライマウスになると、口の中のひどい渇きで夜中に目が覚めたり、口臭や口腔内の舌のカビやひび割れなど様々な症状が出ます。
舌の味蕾細胞がすり減って、味蕾が損なわれることもあります。また、虫歯がひどくなったり、歯周病になったりと歯にとっても、悪い影響を与えます。

ドライマウスは本人よりも、家族や周囲の人が最初に気づくことが多いです。口臭がひどくなるからです。

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2015年12月 9日

通常ならば虫歯で死ぬことはありません。虫歯ごときで死んでいたら、人間が命がいくつあっても足りなくなるでしょう。しかし、唾液が出ない人が虫歯になったら、大病を誘発する危険性が高くなります。

虫歯は歯に穴が空くので治療をしないで放置しておくと、その穴から細菌が侵入することがあります。通常は細菌の侵入を唾液が阻止するのですが、その盾となる唾液がないので細菌は簡単に虫歯の穴から侵入し、血液中に入ります。血液に細菌が入った状態を菌血症といいます。これだけでも、だるさや発熱など様々な症状が出ます。

さらに感染が進んで血液中に細菌が増えると、血液を通して細菌が全身に運ばれます。敗血症になってしまうのです。こうなると、身体の抵抗力は低下して、しまいには多臓器不全を起し、最悪の場合は死亡します。

口は、文字どおり体内への入り口です。
赤痢、インフルエンザ、はしかなど感染症の多くは口から入ってきます。口の防衛を担う唾液がなければ、あっさり免疫が破られ体内に侵入されることも十分に考えられます。
もちろん、身体の防御機能は唾液だけではありませんが、過労やストレスなどがかかると自然治癒力の源泉である免疫細胞や免疫システム機能が低下します。

ほんのわずかな虫歯の穴のせいで、細菌が血液中に入り込み死に至る危険性もあるので、侮ってはいけません。

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2015年12月 2日

ごはんを食べるとき、唾液がないと噛んでいるうちに口の中でモチになります。パサパサしているパンは、何か水分とともに口に入れなければ飲む込むこともできません。食べられるものが極端に制限されるようになります。

常に水を補給しなければ口の中が乾燥してしまうので、外出にはペットボトルは必需品で、夜も枕元に水をおいてこまめに給水しなければなりません。

これはけっして冗談ではなく、実際にこのような生活を送っている人が大勢いらっしゃいます。唾液が出ないというだけで、これほど著しくQOLが低下するのです。

こんな不自由な生活を強いられるうちに、食事をすることも誰かと会話することも億劫になってしまうに違いありません。

口の中には何十億、何百億という数の細菌が生息しています。
唾液があるうちは、唾液の清浄機能によって細菌は流され、胃の中へ落ちていきます。しかし、唾液が出なかったり、少ない場合は、細菌はこれ幸いと増殖を始めます。仮に手足が傷ついたら消毒できますが、口は容易に消毒できません。その代わりに唾液がその大切な役目を果たしているのです。

もし唾液の出ない人が虫歯になったら、これはものすごく危険です。

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