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2015年10月28日

面白いのは、唾液腺の種類によって作られる唾液の性質が違うだけでなく、作用する自律神経の違いによっても唾液の性質が違ってくるということです。

唾液には、「粘っこい唾液」と「さらっとした唾液」があるのをご存知でしょうか。
ある女性作家のエッセイにこんなことが書いてありました。彼女は映画館でラブシーンを見ていると、どういうわけかつばが出てきます。ゴクンと飲み込んでしまったら、音が周囲の人にも聞こえて、いやらしい人だと思われかねません。かといって意識をすると余計に唾液が出てきて困るというような内容です。

推測するに、このときの唾液はねばっこかったと思います。
たとえば、美味しそうな料理を前にしたり、すっぱい梅干しを見ると唾液が出ます。この唾液はわりにさらっとしています。
どうしてこんな違いがでるのでしょうか。
食事をしていると、噛む圧力や舌の味蕾で感知した刺激が情報となって脳に伝わり、唾液が分泌されます。この場合はリラックスして副交感神経が支配していますので、わりにさらっとした唾液が多く出ます。

逆に交感神経が刺激されると、粘っこい唾液が分泌されます。ラブシーンを見て興奮したりすると交感神経が刺激されるので、粘っこい唾液が出ます。だから、飲む込む際にゴクリと音がするのです。

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2015年10月21日

最近アンチエイジングのための抗酸化、免疫機能を補助するサプリメントとしてラクトフェリンが発売され、人気が高まっています。
わざわざ外から摂取しなくても、唾液の中に入っているのです。
リゾチームという抗菌酵素も唾液には含まれています。
これはペニシリンの発見でノーベル賞の生理学・医学賞を受賞したフレミング博士が発見した酵素で、菌の細胞膜を溶かす作用があります。風邪薬のコマーシャルで「塩化リゾチーム配合」というのを目にしたことがあるかもしれませんが、まさにあれです。これは、唾液や鼻水、涙の中にも含まれています。

これらの成分の働きにより、口腔内の細菌の働きは唾液によって相当に制限されています。もし唾液がなくなったら、細菌が大繁殖して虫歯や歯周病に悩む人が増えるでしょう。しっかりと唾液が細菌と戦っている間は、口の中の平和は保たれます。
唾液は唾液腺から出ています。

唾液線と一口でいっても、耳下腺、顎下腺、舌下腺という大きな唾液腺があり、これ以外にも口内の粘膜のあちこちに小さなものが分布しています。これらの唾液腺から必要に応じて大量の唾液が分泌されます。

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2015年10月14日

唾液は単なる水ではありませんが、調べてみると実に多くの有益な成分が含まれていることがわかってきています。
菌に有効な成分としては重炭酸が挙げられます。
これは細菌が作り出した酸を中和して、中性に戻す働きをしています。虫歯菌によって口の中が酸性に傾いても、唾液が出ることでp.H 7.0の中性に保つことができます。これで他の細菌の増殖を中止する働きもします。
唾液が歯の表面を覆っている間は、虫歯の直接の原因となる酸が中和されるので虫歯を予防できます。
この他にも唾液中には、カルシウム、リン酸、フッ素イオンなども含まれているため、歯のエナメル質が溶けるのを防ぐ役割を果たし、歯の再石灰化を促進する働きがあります。唾液は歯の修繕の役割も果たしているのです。
唾液は無色透明の水のように見えますが、薬のような働きをする抗菌作用を促進する成分も含まれています。
たとえば、ストレスによる免疫力の低下や抗酸化作用で最近注目されている、ラクトフェリンという成分も含まれています。
もともと赤ちゃんが飲む初乳に多く含まれるたんぱく質で、免疫機能を助ける役割をすることで知られているのが、ラクトフェリンです。

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2015年10月 7日

人間は自分の身体を守るために、様々な防御機能を有しています。
虫歯に対しては唾液がその役割を担っています。唾液は少し粘りのある水のように見えますが、単なる水ではありません。様々な成分が入っており、しかも歯にとっては大切な役割を果たしています。


唾液は、耳の下のあたりや舌の根元にある唾液腺で、大人で1日に1から1.5リットルほど作られています。


唾液の原料は血液です。心臓から出た新鮮な血液が顎の下まで流れてきて、血液中の水分をベースに唾液が生産されます。唾液の99.4パーセントまでが水分でp.H値は、7.0のほぼ中性に保たれています。


唾液の最大の働きは清浄作用で、歯の表面を常に洗って細菌を流します。唾液が常に口の中にあることで歯の表面を洗い流し、細菌が歯に付くのを妨げています。


唾液が口の中で一定量になると、ごくんと飲み込む嚥下作用が起こり、歯に付いていた細菌もろともに胃の中に飲み込まれていきます。胃の中は強力な酸性ですので、たいていの菌は弱くなって死ぬのです。

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