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2015年9月30日

母親だけでなく、父親、祖父母など赤ちゃんにかかわるすべての大人がミュータンス菌を感染させないように気をつけることで、かなりの部分、虫歯は防げます。
ミュータンス菌があったとしても、すぐに虫歯になるわけではありません。


カイスの輪によると、虫歯になるには第一に歯がなければならないということになっているわけですから、歯が生えていない間は絶対に虫歯になりません。逆に言えば、歯が生えてくる瞬間から虫歯のリスクが高くなるということです。
加えて、餌の砂糖がなければ、不溶性のグルカンが作られることはありません。歯が生えてきたら、夜寝る前の粉ミルクによる授乳は虫歯を作る原因になりかねないので、注意が必要です。


子供の虫歯予防は、まずは大人の口の改善からはじめなければなりません。
ミュータンス菌をすべて排除するのは難しいですが、減らすことはできます。まず虫歯があったら、きちんと治療します。虫歯の穴や修理のバイオフィルムの中はミュータンス菌でいっぱいで、それが唾液の中へ流れ出しています。唾液を通して赤ちゃんにミュータンス菌が伝染するので、まず虫歯を治療します。ミュータンス菌の保菌者でも、唾液一ミリリットル中1000個以下なら感染しないといわれています。これだけでも口内のミュータンス菌の数がかなり減ります。


赤ちゃんに接触する大人が適切な歯磨きをすることで、将来の子供の虫歯のリスクを低下させることができます。

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2015年9月27日

新生児にはミュータンス菌がほとんど見当たりません。それでは、いつどこから入ってくるのでしょうか。


子供の口の中にミュータンス菌が入る時期を調べると、離乳食が始まる頃から、乳歯が20本生え揃う3歳直前までというのが多い、という結果が出ています。
この頃は、お母さんが熱い離乳食を口の中でさましたり、あるいは口の中で食品を柔らかくしてから与えることが多く、これこそが、ミュータンス菌が入るタイミングなのです。
昔から子供一人産むたびに、母親の歯が一本ダメになると言われました。


妊娠初期はつわりで食生活が乱れてしまったり、あるいは体調が悪くなることで歯磨きがおろそかになったりすることが多いのです。また、妊娠性の歯肉炎も起こりやすいことからも、妊婦の口の中は劣悪な環境になっていることが想像できます。
出産後も、育児に追われて精神的にも肉体的にも疲労がたまり、しかも忙しさにかまけて歯磨きもついおろそかになりがちです。つまり、母親にとっても、妊娠中から出産後は、虫歯のリスクが高い期間といえます。


この高リスク期に、活発に活動するミュータンス菌がついた離乳食をたべさせられた赤ちゃんは、瞬く間にミュータンス菌に感染します。

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2015年9月16日

両親の中には、乳歯が虫歯でも永久歯に生え変われば大丈夫だろうと思っている方もいますが、それは大きな間違いです。

乳歯は一度に抜けて、永久歯が生えてくるわけではありません。乳歯が虫歯だとすると、口の中はミュータンス菌が大量に生息しているわけで、そんな劣悪な環境に生えてくる永久歯は、いきなり大変な危険にさらされることになります。油断すると、瞬く間に永久歯も虫歯菌に感染するというわけです。

大人は虫歯になりにくいのですが、虫歯の脅威から逃れられても歯周病のリスクが高まります。人間の歯は一生感染症の危険にさらされているのです。

感染症であるインフルエンザに対しては、ワクチンの接種、うがいや手洗いの励行など予防に努めるのが普通です。虫歯も感染症だということをしっかり理解して、予防のための歯磨きを行うということを習慣にすることが大切です。

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2015年9月 9日

子供に比べて大人は虫歯になりにくいことをご存知でしょうか。

大人の歯は硬いので、酸に溶けにくいというのも理由の1つです。それ以上に、生活習慣も深くかかわっています。虫歯の原因のミュータンス菌は砂糖を餌にしてバイオフィルムを作るので、甘いお菓子が好きな子供のほうが大人よりも虫歯になるリスクが高いとういことはいえます。

もし、時間も決めずに食べたいときに甘いお菓子を食べていると、常にミュータンス菌の餌があるという状態になるので、虫歯になるリスクは高くなります。

食べる時間を決めて、それ以外はしっかり歯を磨くという習慣を身につけておけば、子供の虫歯を抑えることができます。常に身近にお菓子があり、好きなときに食べられるという環境を是正することが大人の役割です。

虫歯は歯がなければかからないので、逆に考えると子供は歯が生えるときに虫歯になりやすいということになります。

乳歯は柔らかいので、強力な酸の前にはひとたまりもなく歯が溶けていきます。

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2015年9月 2日

熱心に歯を磨くわけではないのに、虫歯になりにくい人がいます。

生まれつき歯が硬くて、虫歯菌でも容易に溶かされない歯の持ち主というのもごく少数ながらいらっしゃるので、そういう人は虫歯になりにくいのです。あるいは、たまたま運よくミュータンス菌に感染しなかったか、数が少なくて影響力を行使できるほどではないという人も虫歯になりにくいでしょう。きわめてまれですが、餌となる砂糖の摂取が極端に少ない人も虫歯とは無縁で生きられます。

ミュータンス菌は砂糖を餌として不溶性のグルカンというネバネバしたものを作り、歯の表面にくっついてバイオフィルムを作り、その中で歯を溶かしていきます。つまり、ミュータンス菌がいても砂糖がないと活発には活動はできません。

虫歯になりたくなければ、バイオフィルムを作らせないか、できてしまったらブラシでよく落とすことです。

もし、バイオフィルムが形成されると、唾液はもちろんのこと抗菌剤もその中には入っていくことができませんので、膜の下でミュータンス菌は増殖して、酸を出し続けます。

菌のバイオフィルムである歯垢は、その8割が細菌で残りも細菌に関連した組織物であるといわれます。ちなみに、歯の根元などにつく歯石は、細菌の死骸が石灰化したもので、2週間ほどで形成されます。

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